絵の説明をいちいちするのは気が引けるのだが、
この絵のタイトル、そして個展のテーマである「理想郷へ」は
「楽しい所へ行くよハッピー」みたいな
夢見がちな思いでつけたものではないことを、
今回は言っときたいなということで。
この絵のモチーフ、モデルになった場所があります。
沖縄、普天間基地移設予定地の辺野古崎を望む
ジュゴンの見える丘です。
あるきっかけがあって、私は実際に辺野古に行きました。
詳しくは過去のブログを参照。(黒歴史だ)
あの時は基地問題や原発問題にのめり込んで、
大分痛いやつだったと思う。
ストレス溜まるとご飯が食べられなくなる変なクセがついたのも、
多分そのころからだった。
最近ようやく、
綺麗な場所だから描きたいなと思うようになってきました。
私にとっての理想郷は
人間が入ったら壊れてしまう世界なんじゃないかな。
我儘で自分勝手な人間はその場所を求めるけど、
本当に行きたければ、そこから飛び降りたら?
という絵です。
もう夢を見るのはやめて
この景色を受け入れなければ
展示会はノリタケの森とTORIDEの二会場で行うので
古いのから新しいのまで一挙に公開します。
白石絵美の生きざま展みたいですな。
今までの絵とこれからの絵と
その中間の転機の絵
色々あったけど皆大切です。
繋がりのある展示にしたいです。