cieloブログ

また、福島産のお米を買った。
「今年の新米はもうだめだってね」

言葉は鉛のように溜まっていく

私は償いのために絵を描こうとしいていた

そうしなければ許されるわけがないと思ったからだ

未だに罪悪感から抜けきれてないもの

ずっと自分を否定してきた

苦しんで描いて、絵で足りなくなったから言葉があふれた


それら膨大なメッセージと共に展示やライブペイントをした。

環境について

基地問題について

自分の生活との矛盾も

重っくるしいわぁ



長野と浜松の展示のなかで、何人かに指摘されたが、


昔の絵や、何も考えないで描いたものはいいんだけど、

一部の絵は伝えようと力みすぎてガッチガチになってるよ。
見てると苦しくなってくる。


全く、その通りです。

今回は文をつけるのを一切やめたのに

絵だけで伝わるんだなぁ



ここ何年か、日本の抱える問題に向き合ってきたけど

たとえ誰かのせいにしても

代替案をあげて議論しても


全てはきれいごと


人としての罪ってもんはずっと付いてくる



皆が憧れ求める理想郷

そんなものはない

根の国に、あっちの世界に行かなければ

私たちには見ることなど出来ない



大切な事だってのも解ってる。

でも私は
ただ飲み込むことしか出来ない性分なのに、
首突っ込んで、騒ぎ立て、結局パンクして、何も出来なかった。

申し訳ないです。




今まで生きてきて一番衝撃を受けた絵は

ゴッホが死ぬ前に描いた作品

何年も前のことだけど、この絵を見たとき
立ち尽くして涙を流したのを覚えている。

死ってこういう感覚なのか


まずいなぁ

ゴッホが最後に見た景色を

本当に見たいと思ってしまったんだよ

いい加減、こういう絵を描くのを終わらせたい。

もう何もいらないから


私は誰よりも、大切な人のため

生きたいんだよ